生まれて初めて見た深夜アニメ。
アジカンでお馴染み中村祐介さん手がけるポップなキャラクター。
圧倒的テンポで進む会話劇。
森見登美彦作中のスターシステム。
とにかくそれまで自分が居た世界と隔絶された場所に隠してあった宝を見つけられたようなとてつもない喜びがあった。
京都大学だけはこの世と地続きになっておらず四次元の空間に浮いているんじゃないかと思った。
四畳半の隣に四畳半が繋がり何通りもの青春時代を過ごす事は、一般的ではないにしてもある界隈ではごく自然な事なのではないかと、妄想が捗った。
もしかしたら踏み込んではいけない領域だったかもと今でも思う。
でも少なくとも僕は見るのを止められなかった。